楽天モバイルの通話SIMを解約したときの違約金
こんにちは、たぬまんです。
今回は「楽天モバイルの違約金」について確認しておこうと思います。
以前、楽天モバイルの最低利用期間 について書いたエントリーがあるので、そちらもご覧いただければと思いますが、短期間で楽天モバイルを解約すると「契約解除手数料」というのが発生します。
別段「違約金」という表記はされていませんが、この契約解除手数料が、実質、短期解約時の違約金の役割を果たしています。
楽天モバイルを短期解約すると契約解除手数料が発生する
最低利用期間が12ヵ月なので、楽天モバイルと契約して1年以内に解約すると、9,800円の違約金(契約解除手数料)がかかりますよ、となっています。
コミコミプランは、スマホ本体込み、かけ放題込みのプランで、こちらは端末代金込みのお得なプランなので24ヶ月の最低利用期間があり、もしその期間内に解約すると12,000円の違約金が発生します。
整理しましょう。
格安SIMの楽天モバイルを、
コミコミプランを24ヵ月以内に解約すると、違約金12,000円 です。
格安SIMの「最低利用期間12ヵ月」は妥当だと思う
格安SIMのメリットは、スマホ端末のSIMカードを差し換えるだけで、携帯会社(MVNO)を変えられることにあります。
キャリア携帯から比べたら料金が格段に安くなること、そして格安SIM業者を簡単に変更できるところが魅力なわけですが、業者サイドからすれば「最低このくらいは使ってよ」という思いはあるでしょう。それが最低利用期間というのもで、どこも大体1年くらいに設定されています。
利用者サイドからしても、よほどのことがない限り、2~3か月で業者変更とかしないですよね。簡単に乗り換えできるようになったといっても、それなりに手間とかかかりますから。
まあ、1年以上使ったら解約時にも違約金はかからないわけですし、楽天モバイルの最低利用期間12ヵ月というのは妥当なラインじゃないかと思います。
窮屈に感じるのは「2年縛り&自動更新」
キャリア携帯(ドコモ、au、ソフトバンク)でいったら2年縛りがあって、しかも契約月以外に解約しないと違約金がかかるというイミフな仕組みですから、こういうのとくらべると、よほどスッキリしてると感じます。
ちなみに「縛り」ということで見ていくと、ソフトバンク系列の格安SIMであるワイモバイルと、KDDI系列の格安SIMであるUQモバイルには「2年縛り」があります。
2年間、24ヶ月の契約で、更新月に解約を申し出ないと自動更新され、それ以外の月に解約すると契約解除料という名目の違約金が発生します。ので、格安SIMではありますが、ワイモバイルとUQモバイルは契約的にはキャリアと同じと考えておくべきです。
ちゃんと24か月後に、契約を更新するか、それとも解約するか、というのを検討できればいいですけれど、大抵2年も経ったら忘れてますよね。何月から使ってるとか、あやふやになってるはずです。この2年縛り、そして自動更新というシステムは、キャリア携帯では当たり前ではあるのですが、すごく窮屈な感じがします。
2年縛り、自動更新、更新月以外の解約は違約金発生…
こういった契約とくらべると、楽天モバイルの最低利用期間12ヵ月というのはスマートです。最低1年使ってくれたら、そのあとは解約してもいいし、もちろん気に入ったら継続してくれてもいいということですからね。
さらにいうと、最低利用期間の面で一番優秀なのは OCNモバイルONE(10分かけ放題あり) です。こっちは最低6ヵ月使ってくれたら自由に解約してくれて構いませんというスタンスです。ここら辺は、さすがNTTという感じですねw