デスクトップパソコンを無線LAN接続する
今日はデスクトップ型のパソコンを
無線LANでネット接続する方法についてご紹介します。
はい。
おっしゃりたいことは分かります。
デスクトップPCは有線接続が基本でしょって、
そう思ってますよね。
わたしもそう考えています。
だって有線LANの方が確実に安定してますからね。
間違いありません。
ただですね、いま住んでいる建物に
ネット回線を引くとき、
ブロードバンドのモデムをですね
リビングルームに設置してしまったのです……
ネット回線を引くときはモデムの設置場所をよく考えよう
いや、工事の日までにしっかりと決めておけばよかったのですが、なんとなくなあなあにしていて、
で、いざ業者さんが来たときに
テレビとかゲームでネット使うかもしれないし・・・
うん。リビングの方が便利だよな、
ということで何かそうしちゃったのですが、
どう考えてもインターネットをメインで使うのはわたしの仕事部屋だったわけで、完全なミステイクでした。
リビングから仕事部屋まで長々とLANケーブルを這わせるのもなんですし、
というか有線ではそもそもドアが閉まりません。
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デスクトップを無線化! パソコンを無線LANでWi-Fi接続する方法【まとめ】
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『無線LAN』と『Wi-Fi』はほぼ同義。無線によるローカルエリアネットワークのこと。
というわけで次善の策として、
無線LANで接続しようということに相成りました。
ちなみに「無線LAN」と「Wi-Fi」って何が違うの?
という疑問があるかもしれませんが、
ほぼ同じととらえて差支えないと思います。
ぼくもほぼ同義で使ってます。
だから無線LAN接続っていっても、
Wi-Fi接続っていってもどっちでもOKなので、このページではあえて統一せずにいきます。
アンテナ3本、450Mbps対応の強力な無線LANルーター(BUFFALO製)を使ってみたものの
で、最初に試したのがこれです。
これ、以前の環境で使ってたやつでして、
そのときは仕事場にばっちりネット回線を引いてたのですが、
LANケーブルやらプリンターの配線やらが邪魔だということで購入したものです。
配線を踏んづけたり、
LANケーブルに足を引っかけちゃったりしてたので、それを防ぐために買った感じです。
ちなみに450Mbpsの高速転送、
電波出力も強力なタイプ。
モデムも室内にある
パソコンとの距離も近い
ということで
そのときはまったく問題なく、
とても快適にWi-Fi接続できておりました。
ハイパワー無線LANルーターなのに接続状況が安定しない
で、今回もこれでイケるでしょ。
電波強力だし。
ということで、こちらのバッファロー製の無線LANルーターを使うことにしたんですね。
専用の子機が付属されてるので、それをデスクトップパソコンにUSB接続して、
あとは説明書を見ながら設定をちょこちょこっとして。
で、無事にインターネットに繋がったのですが、
ですが、
ですけど、
なんか、接続状況がすっげー不安定なんですよ……
スムーズに使えてるかと思えば、
ブラウザーを立ち上げても、
何だかくるくると考え中みたいな状態になってて、
なかなかページが開かない、なんてことも多くて。
で、どういうわけかなって思いまして。
だって、無線LANルーター親機と子機の距離は直線距離にして
だいたい5,6メートルってとこだと思うんです。
そんなに遠くない。
一応部屋は隣なので、
壁を一枚挟んじゃってますけど、
それでも電波は強いはずだし。
う~ん……どゆこと?
という感じだったんですよ。
2.4Ghz帯の周波数は電波干渉が起きやすい
で、もろもろ調べたところ、
どうやら電波の『周波数』、
これがポイントらしくて、
ぼくが使ってたBUFFALOの無線LANルーター Air Station WZR-HP-G450Hは、
2.4Ghz帯をつかったWi-Fi接続なんですけど、
高速だし、電波も強力なんだけど、
どうやらその電波が、
干渉されやすい
らしいのです。
なんでも無線接続の場合、
この2.4Ghz帯っていうのはめっちゃ使われてるらしく、
たとえば無線のヘッドホンなんかも2.4Ghz帯だし、
それから、途中に電子レンジなんかがあると、
もろに干渉して、その影響を受けちゃうらしいんですよ。
なるほど、そういうことかと。
電波干渉に強い5Ghz帯でWi-Fi環境を作る
干渉を受ける、邪魔が入るというのであれば、
たとえ電波が強かろうと、
距離がさほど離れていなくとも、
ネット接続が不安定になるというのもうなずけます。
そこでさらにいろいろ調べたところ、
5Ghz帯がイイ!!
という情報をゲットしまして、
デスクトップパソコンをWi-Fi接続するための電波の周波数を5Ghzに統一して、
結果うまくいった、というお話です。
調べたところでは、2.4Ghz帯も5Ghz帯も
どっちが優れているとかいうことではなくて、
良し悪しがあるんですね。
「2.4GHz帯」の特徴
2.4Ghz帯だと電波も強力にできて、
結構遠くまで飛ばせるんだけど、
だけど他の電波の干渉を受けやすい
「5GHz帯」の特徴
5Ghz帯だと障害物の影響をモロに受けるから、
扉があったり壁があったりと、
電波が届きにくくなるけど、だけど、
ほかの電波の干渉を受けにくい
みたいな。
で、僕の環境ですと、たとえ電波が強かろうと
2.4Ghz帯の接続だとうまくいかなかったわけですから、
選択肢は5Ghz帯での接続しかありません。
そこで購入したのが、
以下の製品です。
5Ghzだから電波干渉に強い!デスクトップPCを安定的に無線LAN接続するためのWi-Fi機器(エレコム)
関連ページ:Amazonマーケットプレイス詐欺、激安出品の不正業者に気を付けて!
Wi-Fiルーター親機
無線LAN子機
無線LAN 中継器
中継器は、5Ghz帯の電波が障害物に弱いというのを考慮して、
仕事部屋の通路に一番近いところにあるコンセントに直挿しして
使っております。
上記3つのアイテム
【1】Wi-Fiルーター親機、【2】無線LAN子機、【3】無線LAN中継器
これらによって、
僕のネット環境は、
とても快適なものとなりました。
もう2.4Ghz帯ルーター(親機)のように
電波が干渉を受けることもないですし、
念のため、中継器も使って電波を拾うようにしました。
ということで、デスクトップパソコンを無線LANでWi-Fi接続したい方、
それから、すでにWi-Fi環境にはなってるんだけど、
なんだか接続が不安定なんだという方は、
参考にしてみてください。
2.4Ghz → 5Ghz対応に変えるだけで、
接続状況がぐっと改善するかもです。
接続速度も十分ですし、メーカーも「エレコム」で統一したので、
より安定性も高いんじゃないかと思います。
中継器を使うけど、ゲーム機やパソコンは有線LANで接続したいなら
無線でゲームしたいんだけど、ゲーム機側からは有線っぽく接続したい場合(わかりづらいかな?)は、イーサネットコンバータを使います。これを使うとテレビやゲーム機などに無線LAN機能を追加できます。電源はUSB端子から給電。
パソコンとかゲーム機にはLANで有線接続してるわけで、電波は無線で受信してるけど、ゲーム機側からは有線LANの感覚になるなんじゃないかと思います。
関連サイト:イーサネットコンバータを使って有線LAN接続する
もっと速い方がいいですか?っていうかBUFFALO(バッファロー)の方が好きですか?
僕的にはこの環境(433Mbps+300Mbpsの接続)で十分満足してますけど、
人によっては、もっと高速な方がいい、
という方もいるでしょう。
なかには、
エレコムじゃなくて、
わしはバッファローが好きなんじゃあ!!
という方もいらっしゃることでしょう。
ので、上記、ネット環境Wi-Fi化3点セットの
バッファロー(BUFFALO)バージョン、
さらに通信速度が一段階上(866+300Mbps)のセットもご紹介しておきます。
BUFFALO製品の方がお好みの方、
少しでも転送速度が早い方がいい、
という方は参考にしてください。
さらに高速(866+300Mbps)なWi-Fi環境をBUFFALO製品で作るなら
Wi-Fiルーター親機
無線LAN子機
無線LAN 中継器