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デスクトップを無線化! パソコンを無線LANでWi-Fi接続する方法【まとめ】

投稿日:2017年7月20日 更新日:

デスクトップ型パソコンのネット接続を無線化したい

こんにちは、たぬまんです。
デスクトップパソコンを使ってるんだけど、無線化してWi-Fiでネットに繋ぎたいってこと、ないでしょうか?

単に配線がウザいだけかも知れないし、環境的に有線接続が難しいというケースもあるかも知れませんが、意外とデスクトップPCを無線LAN接続したいというニーズはあると思うんですね。わたしは環境的に有線LANが難しかったのでWi-Fi接続にしたんですが…。

中継器も使う!デスクトップPCを無線LANでWi-Fi接続する方法(エレコム&バッファロー)

デスクトップパソコンを無線LAN接続する 今日はデスクトップ型のパソコンを 無線LANでネット接続する方法についてご紹介します。 はい。 おっしゃりたいことは分かります。 デスクトップPCは有線接続が ...

 

そこで今回は、本来であれば有線でLAN接続することが前提になっているデスクトップ型のパソコンを無線化して、配線レスでインターネットに接続させる方法について、その「仕組みとやり方」を簡単に解説したいと思います。

 

 

インターネットの信号をデジタルに変換する【モデム/ONU】

ADSL回線なら「モデム」

まず外から、家なり会社なりの建物にインターネットの信号が届きますよね。このときデータがアナログ信号で届く場合は「ADSL回線」を利用しています。パソコンで扱うデータはデジタル信号ですから、デジタル信号とアナログ信号とを相互変換してあげる必要があります。この機械が「モデム」と呼ばれるものです。プロバイダーと契約すると送られてくる、あれです。

 

光回線なら「ONU(回線終端装置)」

同様にしてインターネットの信号が光信号で届く場合、その回線は「光回線」ということになります。フレッツ光などがそうですね。このときはパソコンのデジタル信号と光信号とを相互に変換してあげる必要があり、そのとき必要になる機械が「ONU(Optical Network Unit)」というものです。

ひと昔前はネットにつなぐといったらモデムという感じでしたが、今は光回線もかなり普及してると思うので、ONU(回線終端装置)を使ってる方も多いと思うんですが、ともかくまずは信号を変換する機械が必要ということです。

 

ちなみにウチで今使っているのはNTTのフレッツ光(スマホを機種変更したときに契約はドコモ光になりました)でして、ONUは回線終端装置(ONU)一体型のひかり電話ルータで「PR-S300HIという機種です。無線LAN機能は内蔵されていないタイプです。

 

 

ネットの同時接続を可能にするルーター

プロバイダーと契約して、モデムないしONUが届けば、とりあえずパソコンをネットに接続できるようにはなります。でも家でネットに使いたいのはPCだけじゃないですよね。

いまや一人一台となっているスマホだってネットにつなぎたいです。iPadで動画も見たいです。このように複数の端末を同時にネットに接続するときに必要になるのが「ルーター」と呼ばれるもの。

 

↓↓こういうものです。

プロバイダから送られてきた(レンタルしてる)モデム/ONUを、このルーターと接続してあげることで、パソコンでネットしながらスマホでもLINEする、iPadを使う、ということが可能になります。

そしてデスクトップPCを無線化するのに必要なのもこのルーターで、LANケーブルなしで接続したいので「無線LANルーター」を準備します。これで信号を電波で飛ばせるようになります。

 

 

無線LAN子機でデスクトップPCを無線化する

ネットの契約をしてONU(回線終端装置)やモデムが届き、それに無線LANルーターを接続すれば、とりあえず無線でネットができる環境はできています。無線LANが内蔵されているノートパソコンやスマホならば、すでにWi-Fi接続可能です。

なんですが、デスクトップパソコンは無線LANが内蔵されていないケースが多いので、データを送受信するための「子機」を準備します。

↓↓こういうものです。

無線LANの子機を購入して、ルーターと接続できるようにします。ルーターがWPS機能に対応していれば、WPSボタンをポチっとするだけでOKですし、もし上手くいかなかったとしても手動でSSIDや暗号キーなどを設定すれば大丈夫ですので、セットアップガイドを見ながら設定しましょう。これでデスクトップPCを無線化することができます。

 

 

まとめ

ということで、まとめますと、

  1. ルーターで複数端末を同時にネット接続できるようにする
  2. デスクトップPCに子機を挿して無線LANを使えるようにする

の2ステップで、デスクトップパソコンを無線化できます。必要なのは「無線LANルーター」と「無線LAN子機」です。ルーターとおなじ室内で無線LAN接続するのであれば、おそらくどんな子機でも問題ないでしょう。

 

無線LANルーターで複数端末を同時にネット接続

 

モデム/ONUとルーターは物理的にLANケーブルでつないであげればOKです。おそらく隣り合わせで設置することになると思うので、短い0.3mのLANケーブルでいいと思います。配線もスッキリするので。

 

中継器で電波到達エリアの拡大

もしデスクトップパソコンが隣の部屋にあるとか、ルーターは1階だけどパソコンは2階で使う、といった場合は「電波が弱い、接続が不安定」な状態になるケースがあります。

その場合は「中継器」による電波到達範囲の拡大、それから、干渉を受けにくい「周波数5Ghzでの送受信」を検討すると良いです。中継器はそのままですが、ルーターからの電波を拾ってエリアを拡大できる機器です。

 

電波干渉しにくい5Ghzの子機で送受信

周波数については、一般的な2.4Ghzというのは電波干渉を起こしやすいんですね。だから、たとえルーターで強力な電波を出していたとしても届かなかったり不安定になることがある。

ルーターと子機の間に電子レンジがあったりすると、つながりが不安定になることが良くありますし、コードレスヘッドホンの周波数と競合することもあります。

こういうときは5Ghz帯に対応した子機、もしくは5Ghz専用の子機を使うと接続が安定するケースがあるので試してみてください。

 

 

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たぬまん

インターネットを使ったビジネスに取り組み、かれこれ15年ほど経ちます。現在は小さな会社を経営していますが、はじめはバイトしながらのスタートでした。いまハマってるのは筋トレですw

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