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たぬまん

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【比較】ひとり社長の法人口座はネット銀行で開設する(審査は若干厳しい)

投稿日:2017年2月20日 更新日:

インターネットバンキング無料のネット銀行で法人口座を開設する

こんにちは、たぬまんです。
今日は「法人口座の開設」についてです。

業務内容や取引先にもよるかとは思うのですが、一人社長であったり、社員が数人の零細企業であれば、法人口座はネット銀行で開設した方がお得なケースが多いんじゃないでしょうか。

 

ネームバリューでいうのであれば、「三井住友銀行」とか「みずほ銀行」とか「三菱東京UFJ銀行」とかに法人口座を持ってた方がかっこいいかも知れませんけど、都市銀行は振込手数料も高いし、インターネットバンキングを使うのに月額2,160円かかります。

ってことは口座を維持するだけで年間25,920円かかるということです。

ちょっとした見栄のために年間25,000円の維持費を支払うのって、無駄じゃないですかね。まあその前に都市銀行だと審査に通らないという話もありますがw

 

おすすめの法人向け銀行口座! ネットバンクは手数料が安くていい。

その点、ネット銀行であれば振込手数料も安いし、インターネットバンキングも無料で利用できますから、特別な理由がないのであればネット銀行で十分だとわたしは思います。選択肢としては、

このあたりでしょうか。

 

ネット銀行と都市銀行の「法人口座維持費」&「手数料」の比較

  ネットバンキング 振込手数料
同行あて 他行3万円未満 他行3万円以上
ジャパンネット銀行 0円 54円 172円 270円
楽天銀行 0円 51円 165円 258円
住信SBIネット銀行 0円 51円 165円 258円
ゆうちょ銀行 0円 0円 216円 432円
三井住友銀行 2,160円 216円 540円 756円

※三井住友銀行の振込手数料は、「同一店あて」「本支店あて」「3万円未満」「3万円以上」「パソコンバンクWeb21」「給与振込」などでもっと細かく分かれています。
※ゆうちょ銀行は月6回目以降は113円(同一銀行宛の場合)、他行5万円以上で432円です。

 

で、わたしは楽天銀行で法人口座の開設申請をしたのですが、だいたい3週間くらいかかって、口座の開設が完了しました。

無事、法人ビジネス口座の開設が完了すると、楽天銀行から2つの書類が簡易書留で届きます。

 

支店番号・口座番号のお知らせ

Thank Youレター

 

 

税金をネットで払う! ペイジー(Pay-easy)を利用できるネット銀行

Pay-easy(ペイジー)について

Pay-easy(ペイジー)とは、自動車税や健康保険料などの税金、公共料金、携帯電話の料金等を、金融機関のインターネットバンキングやATMから支払えるサービスです。

これまで税金や公共料金は、現金を引き出し、納付書をもって銀行の窓口やコンビニのレジに並ぶ…、という形で支払っていましたが、これらがネット上で完結できるようになります。日本マルチペイメントネットワーク推進協議会(JAMPA)が運営しているサービスです。

参考ページPay-easy(ペイジー)とは

 

いままで収納機関(民間・地方公共団体・官公庁)と金融機関との情報の受け渡しは、紙や磁気媒体、個別のネットワークなどを使ってたんだけど、納付できる時間や場所、収納事務の効率化などさまざまな課題があったため、その課題を解決するために生まれたのがマルチペイメントネットワーク(Pay-easy)ということです。(ほぼ原文ママ)

で、わたしも先日、このPay-easy(ペイジー)を使って源泉所得税を納付してみたんですけれども、たしかに非常に簡単でした。振込手数料とかもかからないですし。ペイジーが使えると結構便利かもしれません。

 

こちらのページで ペイジーを利用できる金融機関 を確認できますが、ネットバンクでいうと「ジャパンネット銀行」と「楽天銀行」、「ゆうちょ銀行」が対応してるので、Pay-easy(ペイジー)を使う想定で行くならば、この3つのいずれかが候補になると思います。

 

ペイジーが使えるネットバンク

 

 

ネット銀行で法人口座を開設するのに必要な審査書類

法人口座を開設するにあたっては、以下のような書類が必要になります。
(※全部必要ってわけじゃないです。)

法人の本人確認資料

  • 履歴事項全部証明書
  • 印鑑証明書

担当者の本人確認資料

  • 運転免許証のコピー
  • 健康保険証のコピー
  • 個人番号(ナイマンバー)カードのコピー

事業実態が確認できる書類

  • 発注書、請求書、納品書、業務委託契約書など
  • ホームページのURL

 

個人口座開設とくらべたら審査は格段に厳しい

詳細は銀行ごとに違いますが、このあたりの書類が必要になります。

当たり前っちゃ当たり前ですが、銀行は、口座を開設したいという法人がちゃんと存在するのか、担当者はちゃんと存在するのか、というのを知りたいわけです。そしてここが一番重要と思われますが、

ちゃんと事業を行っている会社なのか?

というところをしっかり見られます。

 

ネットバンクは人と会うことなく口座を開設できてしまうし、振り込め詐欺だとか、ネット銀行の口座を悪用した投資勧誘詐欺などの犯罪が多く発生してるようで、会社の業務内容や事業の実態が確認できないと口座開設できません。

わたしもここで若干つまずきまして、時間をロスしちゃったのですが、先方(銀行の担当スタッフの方)は業務の実態を確認させてくれ、というんですね。ちゃんとホームページのURLもお伝えしましたが、それだけじゃダメだと。領収書なり請求書なり、法人として活動している実績を確認したいというのです。

 

でも待ってくれと。

わたしは業歴はそこそこありますが、個人事業主から法人成り したのはついこの間です。ですから法人名での取引履歴などありません。

…ということで少々てこずったのですが、最終的には、取引記録が分かるような個人名義の通帳コピーをFAXすることで審査に通りました。

なんどか電話もかかってきましたし、審査部門も規定にしたがって、結構厳粛に審査してるなっていう印象です。

 

 

法人ビジネス口座・ビジネスアカウントを開設予定の方へ

ということで、これからネット銀行で法人口座を開設予定の方へのアドバイスとしましては、登記簿謄本などは役所に行けばすぐに発行してもらえるので問題ないと思いますが、それよりも

法人として事業が行われていることの証拠

これをしっかりと示せる準備をしといた方がよろしいかと思います。

法人名義の口座はこれからだから当然持ってないわけですから、取引先などにお願いして「法人名で請求書を発行してもらう」、とかするといいんじゃないでしょうか。

ちょっと面倒くさいですが頑張ってください。
応援しています。
では!

 

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たぬまん

インターネットを使ったビジネスに取り組み、かれこれ15年ほど経ちます。現在は小さな会社を経営していますが、はじめはバイトしながらのスタートでした。いまハマってるのは筋トレですw

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