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僕が『お名前.com』を使わなくなった理由。Whois情報公開代行が有料って、セコくない?

投稿日:2016年10月3日 更新日:

ドメイン取得で有名なのって、やっぱり「お名前.com」ですか?

ブログやらホームページやら
webサイトを運営するときに必要なのが、
ドメインです。

おなじみヤフーなら『yahoo.co.jp』
グーグルなら『google.co.jp』

ですね。

 

で、こういったドメインは
いろんなところで取得できるのですが、
どうなんでしょう?

やっぱり一番メジャーなのは『お名前.com』とかでしょうか。
広告もバンバンですし。

 

それに追随する形で、

『ムームードメイン』や『VALUE-DOMAIN』あたりが、
2番手、3番手といったところでしょうかね。

 

まあ結局のところ、
ムームードメインにしてもバリュードメインにしても、
GMOグループの傘下に入ってしまってるので、

そこが残念ではあるのですが、
それぞれサービスは独立して提供しています。
ちなみに私は、ムームードメインをよく使ってます。

 

 

お名前.comの「Whois情報公開代行」は、原則として有料のサービスである。(無料なのはキャンペーンのため)

で早速、タイトルの「お名前.comを使わなくなった理由」に移りたいのですが、
なぜ僕がお名前.comでドメインを取らなくなったかというと、
やり口が汚いからです。と感じてしまうからです。

どのへんのやり口が汚いのかというと、
「Whois情報公開代行」のことなんですけど。

 

わかってる人にとっては、
あ~あれのことね。
確かにあのやり方はセコイよね。
となると思うのですが、

Whois情報というのは、
ドメインを取得したときに、
その登録者の情報が公開されるようになってるんですね。

abc.com

というドメインを所有しているのは誰なのか?
というのが原則わかるようになっている。

 

でも、あなたが個人的にドメインを取得したとして
住所とか電話番号とかメールアドレスとか、
どこに住んでる誰なのかという個人情報が公に公開されちゃたら、
ちょっと嫌ですよね。

 

ドメイン取得者のプライバシー保護のために、Whois情報が代理公開される

そのために、
ドメイン取得者のプライバシー保護のために、
おおくのドメイン登録代行業者は、
Whois情報を代理公開してくれるようになっています。

 

たとえば、

このドメインはムームードメインで
取得・管理されているドメインですよ。
ということで、

あなたの個人情報の代わりに、
ムームードメインの所在地情報などが公開される
それが ”Whois情報の代理公開” というものです。

 

で、Whois情報公開代行自体は、
とてもありがたいサービスだと思っています。

ので、基本的には僕も
Whois情報公開代行を利用しているわけですが、
なんかの拍子で、

ドメイン取得時に「Whois情報公開代行」
をチェックするのを忘れちゃったりすることが
あるじゃないですか。

人ですから。
あれ?チェックしたつもりだったんだけど、
みたいなケアレスミスとか、
普通にあるじゃないですか。

 

あとから「Whois情報公開代行してよ」は全部有料

でね、こっからがスゴイのですけど、
お名前.comの場合、ドメイン取得時に
Whois情報公開代行サービスを申し込みを忘れると、

有料になります

すごいですよね。

Whois情報を代理公開するというサービスが、
ものごっつい大変なことであり、
手間もかかってスッゴイ難しいというのであれば
納得いきますけど、

Whois情報公開代行を利用するか、しないか、
その選択や設定なんて言うのは
なんの手間もコストもかからないと思うんですよ。正直。

 

チェックボックスにチェックを入れて、
あとは登録ボタンを押すだけですからね。
しかもユーザーサイドで勝手に完結しますからね。

それなのに、お名前.comは、
Whois情報公開代行を申し込むの忘れちゃったよ~
というユーザーからお金を取るのです。

 

いま言ったように、
なんの手間もかからない
クリックひとつで済むことなのに。

そのやり方に、なんとも言えない浅ましさみたいなものをどうしても感じてしまうのですが、

ただ、見出しにもつけたとおり、
お名前.com側の姿勢は違うのですね、
もともとWhois情報公開代行は有料という考えなのです。

で、キャンペーンで無料にしてあげるよ、
そういうスタンスなんです。

 

でまあ、百歩譲ってですよ、
ドメインを取得するときに
チェックするのを忘れちゃった自分のミスでもあるから、
取得後にWhois情報公開代行を申請するときは、
有料でも仕方ないとしましょうか。

これなら気に入らないけど、
百歩譲って気持ちをなだめることもできます。

 

ドメインを更新するたびにWhois情報公開代行費用がかかります

しかし、彼らがスゴイのはここからで、
一度Whois情報公開代行の登録を忘れると、
つまり、ドメインを取得してから、
有料でWhois情報公開代行サービスに申し込むと、

ドメインを更新するたびにお金を取られます

これ凄いですよね。
簡単のためドメイン取得維持費用を年間1000円としましょうか。
おなじくWhois情報公開代行サービスも1000円とします。

 

で、ドメインを10年更新したとすると、
普通は1000円×10年で、10000円で済むはずなんですが、
Whois情報公開代行をし忘れた場合だと、

(1000円+1000円)×10年で、20000円

もれなく倍の2万円かかってしまうのです。

 

アホくさっ

 

のひと言です。

 

 

もう、お名前.comは使わない

なんどもいってますが、
Whois情報公開代行を利用する、しない、
なんていうのは、

クリック一つで完了することなので、
手間もコストもクソも味噌もない
造作もないことです。(ですよね?)

それを裏付けるように、
ほかのドメイン取得代行業者の多くは、
Whois情報公開代行を無料で設定できるようになっています。

 

「お名前.com」にとって、Whois情報公開代行費用は、ものすごく甘い蜜だったのではないか?

なのになぜ、お名前.comは有料にしているのか?
それは、

一度吸ってしまった甘い蜜の味は忘れられない

といったところかと推察します。
わたしの記憶が確かならば、過去に
お名前.comでも自由にWhois情報公開代行設定できている時期があったと、
そう記憶しております。

 

ただ、

一度Whois情報公開代行費用を徴収するという
うま味を味わってしまうと、
辞められなかったんでしょうね。

だって千円のドメインで、
倍の2千円稼げるんだから。

 

でもそれは「お名前.com」サイドの言い分であって、
ユーザーサイドはそんなもの納得いきません。
もちろん僕も納得いきません。

なので、そういう姿勢のお名前.comに見切りをつけて、
以降、

一切 お名前.comは使わない

と決めました。

 

今後、お名前.comで新規ドメインを取得することはないですし、
不要になったドメインはどんどん削除しています。

で、その代わりにメインで使っているのが、
ムームードメインです。

こちらであればWhois情報公開代行も自由に設定できます。
もちろん無料です。

 

ただ、冒頭でもお話しした通り、
ムームードメインすらGMOグループに吸収されている状態なので、
そこが残念ではあるのですが。

ただグループ企業になったとしても、
サービスは独立しているので、
現状では問題ありません。

 

 

ドメインが取得できる業者(レジストラ)はたくさんある

いや実をいうと、Whois情報公開代行
というトラップに引っかかってからも、
しばらくお名前.com使ってたんですよ。

厳密にはまだお名前.comで管理してるドメインがあるので、
いまも使ってはいるのですが、
わざわざドメイン移管するのが面倒なだけで、

 

いかにキャンペーンで取得費を安くしてようと、
まとめ買いがお得になっていようと、
僕は、

お名前.comで新規ドメインを取るのを一切やめました

そう決めてから、
たった一つたりともお名前.comでドメイン取得してません。

 

Whois情報公開代行にチェックを忘れて
ドメインを取ってしまった、
そんなケアレスミスしたユーザーを

表現は悪いかもしれませんがカモにしている
そういう手口、やり方、考え方、
企業としての姿勢に納得がいかなかった。
許せなかった。

なので、ぼく個人にはなんの力もありませんが、
いちユーザーとして、
もうお名前.comは使いません、という意思表示をしたのです。

だって、どう考えてもセコイでしょ、
やり方が。

 

幸いなことに、ドメイン取得は
お名前.comでしなければならないなんて決まりはないですし、
ドメインを取得できるところはたくさんあるので、

お名前.comのやり方が気に入らないのであれば、
ほかのサービスを使えばいいだけです。
なにも困ることはありません。

 

 

Whois情報公開代行費用がウザいなら、ドメインを移管すべし

ちなみに、お名前.comでドメインを取得され、
しかも取得時にWhois情報公開代行を申し込むのを忘れてしまったという方、
意外とたくさんいるんじゃないかと思うのですが、

上記しましたとおり、
また、あなたもお分かりのとおり、
そのドメイン、

更新するたびに余計な費用をとられます

 

年間1000円のドメインを更新するのに2000円かかります。
これから更新するたびに、
ずーっとずーっとかかります。(お名前.comが今のルールを変えない限り)

たかが千円かもしれませんが、
されど千円です。

 

それも仕方ないよね
と納得できる方はそれでいいと思いますが、
千円で使えるものに、わざわざ2千円支払うなんて

馬鹿らしい、
アホくさい、
もったいない、

っていうか、

何とかならないの!?

という方は、少々面倒でも
ドメイン移管しちゃった方がいいかも知れません。

 

ドメイン移管とは、ドメインを管理している業者(レジストラ)を変更することです。

そのサイト(ドメイン)を更新して、
しっかりと運営を続けていこうとお考えなのであれば、
移管した方が確実に気持ちはスッキリすると思います。

 

移管先はどこでも好きなところでいいと思いますが、
バリュードメインとかは個人的にちょっと使いづらい印象があり、
僕はムームードメインを好んで使ってます。

もしくは、GMOグループから完全に
独立しているところを使いたいということであれば、
エックスドメインもいいと思います。
(※ご存知、エックスサーバーを運営している会社のドメイン取得サービスです。)

 

ということで、
ちょっと愚痴っぽい記事になってしまいましたが、
Whois情報公開代行で手数料を稼ごうというのは
やっぱセコイよな~と思っちょります。

毎年毎年、ドメイン更新のたびに
Whois情報公開代行費用が掛かることにウンザリしてた方、
思い切ってドメイン移管しちゃった方がいいかもです。

ご参考までに。

 

  • この記事を書いた人

たぬまん

インターネットを使ったビジネスに取り組み、かれこれ15年ほど経ちます。現在は小さな会社を経営していますが、はじめはバイトしながらのスタートでした。いまハマってるのは筋トレですw

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