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原子定款の原稿(法務局のテンプレ使用)をチェックしてもらいに公証役場に行ってきた結果。

投稿日:2016年12月20日 更新日:

公証人を務めるのは判事および検事経験者、さらに法務局長などの法務省職員OBたち

原子定款の原稿ができたので、公証役場へ行ってきました。といっても、法務局にあるテンプレを使って、必要なところだけ修正したものですけど。

電子定款にする予定なので、そのまえに原稿を見てもらって、チェックしてもらおうと思いまして。

 

で、はじめて公証役場というところに足を運んだのですが、ほにゃらら会館というところの一室が公証役場になっていまして、室内には受付らしき女性1名と、公証人らしき男性1名の、計2名しかいませんでした。もっと人が大勢いる事務所的なところをイメージしてたので、ちょっと拍子抜けしましたが、公証役場への問い合わせを2名でさばいていると思うと、結構忙しいかも知れません。

ところで、そもそも「公証人とはなんぞや?」ということを知りませんでしたので、ウィキペディアを参照してみますと、

公証人(こうしょうにん)とは、ある事実の存在、もしくは契約等の法律行為の適法性等について、公権力を根拠に証明・認証する者のことである。

日本においては公証人法に基づき、法務大臣が任命する公務員で、全国各地の公証役場で公正証書の作成、定款や私署証書(私文書)の認証、事実実験、確定日付の付与などを行う。2000年9月1日現在、日本全国で公証人は543名、公証役場数は299箇所ある。

参考ページ公証人 - Wikipedia

 

法務大臣が任命することになっているようで、たしかに任命書が壁に掛けられていました。で、公証人は、資格を有するものから法務大臣が任命する、となっているんですが、どんな人が対象になるのかというと、

公証人試験の合格者、実務経験のある裁判官、検察官、弁護士、法務局長などだが、弁護士出身者はほとんどおらず、その大半を判事経験者、検事経験者、法務局長など法務省職員OBで占めているとのことです。

たしかに法律に詳しそうで、頭の良さそうな方でした。当然ですけど。

 

 

公証人は公務員でありながら「独立採算制」

で、「報酬」のところの記述が面白かったのですが、

公証人は公務員だが、指定された地域に自分で役場(公証人役場)を開き、書記らを雇って職務を遂行する。国家から俸給を得るのではなく、依頼人から受け取る手数料が収入源の独立採算制である。手数料は公証人手数料令(平成5年政令第224号)で定められている。当然、扱い件数の多い東京や大阪などの大都市では、年収3,000万円を超える公証人も多数存在する。

 

となっていました。
公務員でありながら ”独立採算制” なんですね。
これは面白いと思いました。

さらに、受付業務をこなしていた女性は、自分で雇った書記ということです。

 

 

法務局にある定款のテンプレートは完璧じゃないので気を付けよう。

で、本題に戻りまして、公証人の方に定款の原稿を見ていただいた結果なのですが、かなり細かく修正してくださいました。でもその大半は、こことここの間を一行開けるように、とか、見た目に関するもので、しかもこっちは法務局のテンプレートをベースに使ってるわけで、なんだかな~という気はしましたけど、ともかく、プロにチェックしてもらえたので良かったです。

なので、法務局にある定款のテンプレを使う際には、見やすく修正した方が良いです。たとえば「第1章 総則」と「(商号)」の間を1行開けるとか、段落のはじまりをそろえるとか、そういうとこですね。あと、第9条の(質権の登録及び信託財産の表示)のところも、「表示」ではなくて「請求」に修正されました。(質権の登録及び信託財産の請求)が正解のようです。

 

ということで、原子定款の原稿もできましたので、つぎはこれを電子定款にしてくれる代行業者さんを選定して、依頼したいと思います!!

 

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たぬまん

インターネットを使ったビジネスに取り組み、かれこれ15年ほど経ちます。現在は小さな会社を経営していますが、はじめはバイトしながらのスタートでした。いまハマってるのは筋トレですw

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